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  3. 「無駄な思考」を捨てれば仕事が一気にはかどる!?

「無駄な思考」スパイラルに入り込んでいませんか

日常生活をしていて誰しも必ず感じるのが後悔です。
終わってしまったことに対して「あの時ああしておけばよかった」「どうしてもっとうまくできなかったんだろう」「余計なことをしなければよかった」といった悔しい気持ちを感じたことがないという人はいないはずです。

終わってしまったことを振り返り、もっとよい方法があったはずと反省をすることは決して間違いではありません。
受験勉強をするときに模擬試験の結果を見て再び同じ間違いをしないように復習しなおすように、自分の過去の経験をよりよい将来につなげることができます。

しかし同じ振り返りでも「後悔」ばかりを繰り返していては物事は改善しないどころか、思考を閉塞させてしまうことになってしまいます。

ああすればよかったこうしておけばよかったというただ自分を責めて悔やむだけの気持ちは、自分の将来にとって一つもプラスになることはありません。

もし振り返りをするなら「次回はもっとうまくやろう」という考えにつながる方向に考えを変えていきましょう。
ほんのちょっとの思考方向の転換で、普段の生活におけるネガティブ思考が消えて性格を明るくすることができます。

無駄な思考のノイズに惑わされない

「無駄な思考」によるもう一つ大きな問題が、現状を変えるための努力を見えにくくしてしまうことです。
例えば毎日の仕事が忙しすぎて帰る時間がどうしても遅くなってしまうという悩みがある人がいたとします。

上司からの無茶な指示やわがままな顧客、古く効率の悪い方法での事務作業に引きずられて帰りが遅くなり、そのため明日の準備が十分にできないまま慌てて翌日出社をして、また同じことを繰り返す。
自分のための時間がとれずに趣味もできないし出会いもない。

そうした場合現状に絶望をしてしまい、どうやったら今の状態から抜け出すことができるかという方向に思考が向かなくなってしまいます。

無駄な思考パターンではそうした現状をまとまった一つのものととらえてしまい、自分ではどうしようもないことのように考えがちです。

しかし一見複雑そうに見える問題も、一つずつ丁寧に解決できることとできないこととしてまとめていくことで、改善のためにとるべき手段が見えるようになってきます。

「みんながそうしているから」「周りと足並みを合わせなければいけないから」「前からそうだから」といった言い訳はまさに最初に捨てたい思考のノイズです。

余計な情報を削ぎ落とし、自分にとって何が必要なことかということだけを絞り込んで考えれば必ず解決できる方法が見つかるはずです。
困ったときには複雑な問題を複雑にしているのは自分の頭であるという原点に立ち返ってみましょう。

カテゴリー: WORK