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  3. マイホーム購入前の「頭金」はどのくらい貯めておくべき?

一家の主になりたい

家庭を持つとお子さんが小さいうちに一戸建て若しくはマンションなど、自分の家が欲しいなと思うものです。
賃貸住宅に家族で暮らす利点もありますが、毎月支払う大きな家賃、集合住宅なら物音を気にしながらの生活、リフォームなどもできず使いにくさを感じることがあってもそのまま生活するしかない、こうした暮らしよりももっとのびのび、自由に暮らしてほしいと思うものです。

多くの方が、お子さんが小学校入学前にマイホームを持ちたいと思っているようです。
受験などの問題が出てくる前、中学など思春期で難しい年代に新しい住宅に暮らすため、引っ越すことになれば、お友達と離れることになります。
やはりこうした状態は避けたいので、小学校入学前にマイホームを建てたいと思う方が多いのです。
ただ先立つものがなければマイホームを持つことができません。

通常、住宅を建設する場合住宅ローンを組みますが、毎月の支払いを出来る限り小さくするためにはやはり、頭金をなるべく多く入れておくことが求められます。
頭金なしで住宅を建てる方もいますが、毎月の支払いがかなり大きくなりますし、住宅ローンの年数も多くなります。
頭金としてどのくらいの費用を充てれば、後々、住宅ローンを楽にしていくことができるのでしょうか。

頭金は物件価格の20%が目安

マイホームを購入される場合、だいたい一般的に物件価格の20%位を頭金で支払う事が求められています。
3000万円の物件であれば600万円の頭金です。

またマイホームを建設するに当たり、必要な費用は建物その物の建築費用、土地費用だけではなく、その他、登記、印紙、不動産取得税等諸費用がかかります。
この諸費用が思ったよりもかかるのです。
そのため、頭金として物件価格の20%、さらに諸費用として物件価格の10%程度、貯蓄しておくことが最適な状態といえるでしょう。

一度購入してしまえば、仮に支払いが難しくなってきても賃貸として貸し出し、家賃収入を得ることも可能です。
手放したくなった時は、不動産会社に買取制度もあるので、買い手が出るのを待たずにすぐ買い取ってもらえるため、一般的なイメージよりは購入後もなんとかなります。
参考:不動産の買取制度ってどんなもの?|目黒の不動産売買はスミカ・クリエイト

貯まるかなではなく貯めるのです

頭金、諸費用などをきちんと揃えておかないと住宅ローンがきつくなる……と試算してわかっているのに、貯まるかなー、小学校入学前には無理かなーなんてのんびり構えていてはいけません。
「貯まるかな」ではなく「貯める」のです。

お子さんの入学まであなたのご家庭では何年ありますか。
その年数を考えて1年の間にいくら貯蓄する事が必要ですか。
計画的にしっかり貯蓄していくために住宅資金としての別口座を作る、またお子さんの入学に合わせて満期が来る、崩せない定期にしておくといいでしょう。

カテゴリー: LIFE