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  3. 職場の後輩に「頼りになる先輩」と思われる方法

「頼りになる人」とはどういう人か

最近は「尊敬する人」についてあまり小中学生に問うということがなくなってきたようです。
尊敬する人というのは歴史上の偉人ということもありますが、大抵の人は両親や親類、自分を指導してくれた恩師などが挙げられます。

人が人に対して尊敬を感じるのは、その人の行いが際立って素晴らしかったり、考え方がしっかりしていて自分にとって良い影響を与えてくれると感じるからです。

裏返して考えれば「この人はちっとも尊敬できないな」と感じるのは、その人のやっていることや言っていることの程度が低く、考え方が自分によくない影響を与えているというときです。

人は誰でも多くの人に嫌われたいと思って行動することはありませんので、より多くの人から好かれようとするならば、できるだけ尊敬される人を目指すべきでしょう。

職場においての尊敬というのはそのまま業務上のコミュニケーションにつながって来ますので、そもそも信用できない人が上司の場合にはそれぞれの連携がとれずチグハグで効率の悪い仕事になっていってしまいます。

もしこれから自分が信頼される先輩になろうと思うなら、まずは業務上の連絡の風通しをよくするようにしましょう。
無理におべっかを使ったりしなくても、「この人に連絡をすればきちんと仕事を回してくれる」という実績があれば自然に相手は心を開いていってくれるものです。

いい報告も悪い報告も同じように受け止める

そもそもどうして部下や後輩が上司に連絡や報告をしたがらなくなってしまうかというと、それは報告をしたことで自分に不利益があることが予測できるからです。

仕事をしていれば必ずよい報告だけでなく悪い報告もしなければならなくなります。
ミスをしたりお客さんからクレームがあったりしたときに素直に上司に報告をすると、頭ごなしに怒鳴りつけられたり、人格を否定されるようなことが繰り返されていたらどうでしょうか。

言う方にとってはただ感情まかせに言った「だからお前はダメなんだ」という一言が、その後の部下からの信用を大きく毀損し、次回からのミス隠しや報告事項の隠匿につながってしまいます。

よい報告だけでなく悪い報告も同じように受け止め、冷静に次の対策を検討していくようにすることで部下や後輩からの包み隠さない情報を引き受けることができます。

最初のうちは「こんなこと言ったら怒られるかな」といったふうにビクビクしているようなら、自分の方から何か困ったことはないかということを尋ねてみたり、業務で問題が起こりそうならそれを手伝ってあげるようにしてみるのも大切な方法です。

相手の方から話しかけてくるようになってきたら、忙しくてもできるだけ時間をつくり、何を考えているかを組み上げるようにしてください。

カテゴリー: WORK